技能職員の魅力
技能職員の1日は、朝から夕方まで山林で過ごします。
そんなアウトドアな職の魅力といったら、まずは四季を感じられるところ。感じ方は人それぞれですが、ホッと一息いれる時に見渡す景色や、足元の草花に癒されるのではないでしょうか。
2つ目は、オフィスや工場で働くより、ストレスが少ないところ。マイナスイオンやフィレンチフィッドの効果が大きいのかもしれませんね。
3つ目は健康体の維持が出来ること。辛い場面もありますが、汗を流して働き、食事が美味しく頂けるのは、若い時にはあまり感じない魅力かもしれませんが、40代になると気になる「お腹周り」に関しては心配がいらないかも・・・。
4つ目は、なんと言っても残業が殆ど無いところ。夕方からの時間を有効活用できます!
心身ともに健康な職業でいえば、間違いなく上位入賞です。
造林班と林産班で作業面の魅力に違いはあれども、共通しているのは効率と安全性の両立を考えながら行動すること。作業現場に同じ条件は無い。常に緊張感を持ち、周囲に注意を払い、自分の身を守りつつ山と向き合う。
しっかりとONとOFFを切り替えられる毎日は、とても魅力的だと思いませんか?
技能職員の一日の流れ
7:30
8:00~8:30
8:30~12:00
12:00~13:00
13:00~16:00
16:00~16:30
出勤、出発(組合人員輸送車)
現場着、作業準備~作業開始
作業(30分休憩を含む)
昼食休憩
作業(30分休憩を含む)
帰社、打合せ、退勤
技能職員(造林班)
造林保育の現場を担う
■班体制
1班4~6名 2班体制
■主な作業種
植栽、下刈り、除伐、伐捨間伐、獣害対策
■使用機械
刈払機、チェンソーなど。
■資格/スキル
自動車運転免許(AT限定NG)、労働安全衛生特別教育(刈払機取扱、伐木等)、林業作業士、フォレストリーダーなど。
技能職員(林産班)
林産現場を担う
■班体制
1班3~4名 3班体制
■主な作業種
伐倒、造材、搬出
■使用機械
チェンソー、グラップルバックホー、プロセッサ、フォワーダ、フェラーバンチャザウルスロボなど。
■資格/スキル
自動車運転免許(AT限定NG)、大型特殊、車両系資格取得者、労働安全衛生特別教育(刈払機取扱、伐木等)、林業作業士、フォレストリーダーなど。
職 員 の 魅 力
職員の魅力は、今ある環境や林業に係る問題を解決に向けて具現化できる組織の一員である事そのものかもしれません。
地域の森林をよく知り、森林所有者と最も距離が近く、行政機関とも日々密接な連携をとっている森林組合の職員は、地域森林管理を担う人材の中でも中核となる存在として期待されています。また、森林所有者のよき代理人として、あらゆる方向から森林という貴重な資源をどのように活かし、どう次世代に受け継いでいくかを考え、森林の整備を実行していかなければなりません。その職は現在「認定森林施業プランナー」として確立しており、プランナーは「森林の知識」「林業技術」「計数管理」「提案営業」「IT技術」「コミュニケーション」の6つの能力を持つ「六能職員」とされています。
山林所有者と制度を繋ぎ、行政と現場を繋ぐ、今を整備し未来に繋ぐ。そんな役割です。
職員の一日の流れ
7:30~8:30
8:30~12:00
12:00~13:00
13:00~17:00
17:00
17:00~18:00
現場により早出勤有り
通常8:30出勤
出勤~各業務
昼食休憩
各業務
退勤
平均的な残業時間
職員(技師)
森林組合運営・管理を担う
■機構
総務課、事業第一課、事業第二課
■主な業務
組合運営管理、組合員への各事業推進指導、種苗購買、林業資材販売、特産関係、林産関係管理、木材共販、造林関係管理、林道関係、森林計画関係、労務班管理、現場管理監督、補助事業申請代行、各事業受託、山林調査、簡易測量など。
■資格/スキル
自動車運転免許(AT限定NG)、パソコン(Excel、Word、Cad)、認定森林施業プランナー、測量士、施工管理技士、監査士、衛生管理者、安全管理者、ドローンオペレーターなど。
職員(主事)
森林組合運営・管理を担う
■機構
総務課
■主な業務
職員技師の業務に係る経理事務、一般事務、庶務
■資格/スキル
パソコン(Excel・Word)
簿記検定3級可、2級以上を希望・推奨します。