
造 林 保 育

植栽
主伐した跡地を地ごしらえし、苗木を植付けます。
近年はスギもヒノキもコンテナ苗で、スギは「小花粉スギ」が主流となっています。
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下刈り
植栽後、基本5年まで造林地の草刈りを行っています。
植えた苗木の成長を促し、被圧を防ぎます。人工造林地において、とても大切な作業です。

保育 間伐
育ちの悪い木を間引いて、健全な木を育てる作業です。
良質なスギ・ヒノキの直材を育てるためには欠かせない方法で、山林に光を入れることにより、下層植生も育ち、豊かな山林になります。

獣による被害対策
栃木県の北西部はクマの剝皮被害やシカによる幼木への食害が多い地域です。これはクマによる剝皮被害。こうなると木が枯れてしまったり、一番材積のある根元部分が材料として使えなくなってしまいますので対策が必要です。

幼齢木保護ネット
植えたばかりの苗を、鹿の食害等から保護するネットを設置しています。特に鹿の生息密度の高いエリアでの対策で、通常の生息地では忌避剤等で対応しています。

獣害防止ネット
建築材になるスギやヒノキを、根元から1.5mの高さまで剝皮被害から守るために保護ネットを設置しています。景観に配慮すべき場所では別注オリジナルカラーのネットで対応しています。
林 産

路網作設
現代の林業には必要不可欠な搬出路を作ります。
最近では「伐る」「掴む」「掘る」が出来るフェラーバンチャザウルスロボが路網作りに活躍しています。

伐倒作業
林業の基本であり、かなり奥が深い作業です。
いかに安全に効率良く、狙った場所に倒せるかや、チェンソーのメンテナンスやチェーンの目立ても重要です。

造材作業
伐倒した木を「掴んでスライドして玉切る」プロセッサ造材が主流です。設定した長さで切れるので見る見る素材が出来上がっていきます。
大径木はチェンソーでの造材です。
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搬出作業
作設した搬出路を使用し、伐木造材した材木を大型トラックが来れる場所まで搬出する作業です。現在はクローラ式のフォワーダが主流です。

トラック運搬
グラップルクレーンが付いた大型トラックで、搬出はい積された材木を積み込み、市場等に運びます。

搬出間伐
当組合の林産事業は搬出間伐がメインです。これは仕上がった山林。日が差し込み、これから下層植生の繁茂が期待されます。
また、循環利用の観点から、主伐も年々増加傾向にあります。
販 売

市場での販売
日光市森林組合では、系統の栃木県森林組合連合会の運営する市場をメインに、山から伐り出した丸太を入札などにより販売しています。
ここは鹿沼市にある共販所。
毎月、2回の共販日があります。

記念市
年に1回、秋に記念市が開催されています。特殊な丸太や、大径木が集まる共販日となっています。
山林経営相談

山林経営相談
山林所有者の高齢化や相続により、山林経営は個人ではなかなか難しい時代になってきました。
所有林に関しての事情は様々なので、まずはお気軽にご相談ください。何かヒントになる事をアド バイス出来ればと思います。

森林経営管理委託
当組合では長期受委託契約を基に「森林経営計画」を作成し、各種補助制度を利用しながら山林経営を代行しています。
この事により集約化間伐などが行え、よりコストを抑えた施業を可能としています。
特 殊 伐 採

大型クレーン
災害等で倒れてしまった木や、危険な状態になっている木など、様々なシーンで大型クレーンは活躍しています。
対応できる作業かどうか、お問合せ下さい。

木登り
特殊伐採に付き物の木登り。
高いところから少しづつ詰め伐り、幹や枝などロープでゆっくりと降ろす作業など、ケースにより様々な工夫を凝らして伐採します。
まずはお見積りから。
購 買

山行苗木
山林に植えるスギやヒノキの苗木を販売しています。現在は全てコンテナ苗となります。スギは少花粉スギが主流です。
また、広葉樹の苗も扱っています。規格や種類はご相談ください。

きのこ菌種
きのこの菌種も取り扱っております。舞茸やなめこ、椎茸など。
種ゴマを打ち込む「ほだ木」は取り扱っておりませんので、ご了承ください。

林業用 資材
主に獣害対策の資材を取り扱っております。
剝皮被害予防の獣害防止ネットから、幼齢木を鹿の食害から守る忌避剤など。

林業用 道具
山林で行う作業に必要な道具や安全具も取り扱っております。
「頑丈な長靴」や「良く切れるチップソー」など。
ホームセンターに無い物などご相談ください。